デザインのイメージ
よくお客さまから、「どうしたらこんな組み合わせを考えられるんですか」とか、「なんでこんなに次から次にデザインが生まれるのですか」なんて言われます。
何でだろう。自分でも分からない。けど材料があるから閃くのだと思っています。
もし何もない状態で12色の絵の具とキャンバスだけ渡されて“何か描いて”と言われたら、何が描けるだろう。筆が1ミリも動かないかも知れない。
何か一つで良い。パーツでも布でもプレゼントしたい相手でも。材料(きっかけ)があれば、そこからイメージを膨らませられる。何もない状態から生み出しているのではないんです。
だから絵描きさんとか本当に尊敬する。
だって真っ白で何もないところに、自分の中から湧いてくるものだけを頼りに色を重ねて絵にしていくんだもの。
私もそんなことができたらいいな〜と、ずっと考えています。
そしてそれが新しい定番として形にできないか模索している。
初めてcherouiteを見た人が、まず最初に手に取ってみようと思えるファーストステップ的な。
中学生や高校生のとき、年賀状を自分でデザインしてたっけ。あのときの感覚でやってみよう。
材料は自分の中にあるはず。もう“○十年”生きてきて、いろんな景色を見てきたはずだから。
誰かプレゼントしたい相手を想像してみる。
恋愛でどん底にいるあの子、子育てに疲れているママさん、仕事で失敗して自信を無くしている彼女、キラキラしているように見えて何か物足りなさを感じているマダム、もっともっと上を目指したいあの人。
励ましたい、応援したい人に届くよう、自分の人生を振り返りながらイメージする。そう、いつも製作のときにしていることと同じ。
そうだった。私が作るものには日本の女性を応援したい気持ちがいっぱい詰まっているんだ。
いつもまだ見ぬ誰かをイメージしながら作っています。
それがcherouiteのデザインのイメージ。
新しい定番、作るよ!
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