イベントを企画して運営することの難しさ

昨年秋からスタートしていた話。
百貨店さんでヴィンテージにまつわるイベントを計画しておりました。

個展でもお世話になったヴィンテージのお洋服屋さんココロノツキvintageちゃんと、同じく共通の友人でヴィンテージ雑貨や輸入靴下などを扱っているtabisl BAZARちゃん。

私たち3人でワクワクするような企画を立ち上げようと打ち合わせを重ね準備してきたのですが、開催まで2カ月を切ったところで急展開。

イベントの規模を当初の倍ほどの大きさで展開する話になりました。
せっかく広がったのだから元々お願いしていたコーヒーとスイーツのお店以外にランチも出せたらということになり、いろいろとお店を当たっておりました。
急なお声かけだったので、興味は持ってもらえたけれどスケジュールが合わず断念せざるを得なかった方々もいました。

そんな中でも何かできることがあればと計画に賛同してなんとか出店できないかと考えてくださった方々もいました。

本当にうれしかったですし有り難かったですし心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私たち出店者もおいしいランチが食べられると妄想が膨らんでいたのですが、百貨店さんの飲食出店にはたくさん越えなければいけないハードルがありました。

考えてみればなるほど、その通りなのです。
百貨店という場所なのだからマルシェ出店とは訳が違います。

お客さまに喜んでいただくため、会場を盛り上げるために必死で、出店される方のご負担まで思いが巡っていなかった。

ランチを引き受けてくださった方はせっかくいろいろ考えてくださっていたのに、逆にご負担とご迷惑をかける結果となりそうなことが途中から予想できてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらこちらからお断りさせていただくことになりました。

悔しくて悔しくて……。

けどまたいつか別の形で今回、お引き受けいただけなかった方々とワクワクするような企画を立ち上げたいと思っています。

楽しいご報告ができるまで見守っていただければ幸いです。


cherouite〜シャルウィット〜

切りっぱなしで仕上げた布のアクセサリー モロッコの伝統的なラグ、ボ・シャルウィットの 自由でカラフルなデザインとの出会いから cherouiteは始まりました。

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