2021年の振り返り(リブランディング成功への道part.4完)

思いがけなく背中を押してくれた“引き寄せ”的な出来事というのは、雑誌「装苑」の掲載号の発売日と ANATOMY OF HEARING の POP UP 期間が重なったということ。
実は装苑が掲載募集しているのを見て申し込んでいたのです。

コロナで先行きが見えないときに高額な掲載料を支払って申し込む人は少ないだろうと予想して申し込んでみたのですが、これが正解でした。

以前から装苑が主催する蚤の市に出店してみたいと思っていたのですが、申し込み料金だけじゃなく旅費も掛かってくるのでかなり高額な費用となり、日程も平日が重なっていたためなかなか踏み切れなかったところ、今回はコロナの影響で蚤の市がなくなり雑誌掲載のみで費用も抑えられたのでトライできました。

そして晴れて審査に通って掲載確定したのですが、その掲載号が発売される日と POP UP の期間がうまく被ったのです。

雑誌に掲載されたことによるメリットはこれだけではなく、とある有名アーティストさんと接点が持てたということ。
人知れずひっそりと繋がったご縁ですが、私にとっては大きな自信になりました。

なぜなら雑誌掲載から発表した新しいシリーズ「suzunari」は舞台での衣装をイメージして作ったデザインだったからです。

“ピンチをチャンスに変える思考の転換”

今、振り返るとこれが本当に肝心要だった気がします。

今回の私のリブランディングは切羽詰まった結果、一気に自分を解放させたことで現実化したのですが、本来なら先々のこと(明確な最終目標)を見据えながら順序立てて段取りを組み立て“今”を取り組むことで心に余裕を持ち、この思考を活用するのが理想だと思います。

後から振り返ると“あのときのあれが……”と整理でき必然だったような気もしますが、いろんな偶然が重なり功を奏して良い結果を出すことができました。

個展をしたことで得られたご縁はここまで。

その後は自然と縁が縁を呼び……という感じ。

自分が動くことで、それに伴って人の輪も広がります。

小さく動けば小さい輪、大きく動けば大きい輪ができる。
大きく動くのはとても勇気が要ることだけれど、依存心のない希望に満ちた大胆な行動は良い結果を呼ぶのだと思います。

ただただ自分に正直に後悔のないようトライする。それだけで小さくても道は開けていく。

私は、今まで本当はやってみたかったけれど抑えていたこと、目指したいと思いながら自分になんて無理だと諦め蓋をしていたことを解放して、自分の本当の心の声に素直に従いました。

もし今、勇気を出せずに一歩が踏み出せない人がいたとしたら、小さくても良いから自分を信じて自分が歩みたい道を進むことを応援したい。

きっと今までとは違う景色が見られるはずだから。

結果が良くても悪くても納得ができる決断をしてほしい。

誰にも後悔してほしくない。

一度きりの人生、楽しんだ者勝ちです。

今までの縁を大切に、2022年も自分が信じた道を歩んで行こうと思います。

cherouite〜シャルウィット〜

切りっぱなしで仕上げた布のアクセサリー モロッコの伝統的なラグ、ボ・シャルウィットの 自由でカラフルなデザインとの出会いから cherouiteは始まりました。

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