夢の舞台
この度、素敵なご縁をいただき、H.P.FRANCEのANATOMY OF HEARINGで単独POP UPをさせていただくことになりました。
こちらのお店は以前からインスタでフォローしていて、とにかくセレクトする商品のセンスがドツボすぎるくらい大好きなショップ様です。
そんな憧れのお店の店頭に、まさか自分のブランドが単独で扱っていただけるなんて夢のようで、まだ半信半疑です。
何ヵ月も前から構想を練り、ほっぺをつねりながらコツコツと製作してきて、いよいよ開催まで2週間を切りました。
振り返れば8年前。
自分自身のことも含め、日本の女性に自分らしさを表現できるおしゃれを楽しんでほしくて、けどそれがエゴではなく地球規模で考えたときにプラスになるものを。
その思いとモロッコラグのボ・シャルウィットという存在が私の中で合致したときに、この商材(切りっぱなし布)で勝負しようとcherouiteを始めました。
はじめは古布を使った卓上マットと端切れ布(新品)で作った小さなアクセサリーからスタートし、地元の有名なハンドメイドマルシェでは見向きもされませんでした。
けど私の熱い思いを聞いてくれていた友人知人、先輩方々、ママ友やパート先の人たち、学生時代の同級生など、たくさんの人から応援してもらい、少しずつ商品を購入していただく機会も増えて、自己肯定感の低すぎる私でも8年も続けることができました。
ここに来て思うことがあります。
私は周りの人たちに本当に恵まれているということ
今の自分があるのは自分の実力よりも、周りの人たちの支えによるところが大きいということ。
リブランディングしてからは応援してくれるのが友人知人に留まらず、プロの人たちになりました。
コンサルタントの先生、ロゴデザイナーさん、印刷職人さん、縫製作家さん、カメラマンさん、会場装花デザイナーさん、メイクさん、バイヤーさん、ショップのスタイリストさんetc...
cherouiteというブランドを世の中にしっかりと立たせていくことは、もう私一人の課題ではなくなりました。
たくさんの人たちの技術やノウハウ、センスを全部背負った責任が今の私にはあります。
だからこそ私の手から作られる商品が、誰かの特別なものになる必要がある。
すべての作品一つ一つに全力で向き合っています。
流れ作業のようにモノを作れる性分じゃないなら、もうそこに全神経かけるしかない。
それが効率の悪いしんどい結果になったとしても、不器用な私はこのやり方しかできないと腹を括りました。
今回のPOP UPは8年間積み重ねてきたものを出し切れるよう、準備期間は少なかったけれど春の個展のとき以上のものをみなさんにお届けしようと尽力しました。
現在までの集大成として、そしてこれからを期待するブランドとして、ぜひ足をお運びいただきご覧いただけたら幸いです。
遠方で直接お手に取ることができない方にも、ネットショップを同時開催していただけますので、そちらでお楽しみいただけたらうれしいです。
一人でも多くの方に新しい扉を開いてもらえるよう、もっと自分を好きになれるよう、出会いを大切に一歩踏み出すお手伝いができたらと思っています。
思いが溢れすぎでいつもうまく言葉にできない。
とてももどかしいですが、言葉で表現できること以上のものを作品で感じてもらえたらうれしいです。
そして私の作ったアイテムが、あなたの人生と交わることで新たな価値が生まれることを望んでいます。
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