表裏一体
正反対なものって常に背中合わせ。
人って自分と真逆な人のことを毛嫌いしがちだけれど実は嫌悪するものって、通じるものがあるから嫌悪するんだと思っています。裏を返せば自分と似ているってこと。
だから私は“相反するものの融合”を製作のテーマの一つにしています。
“主張するのに馴染む”、“懐かしいのに新しい”、“個性的なのに何にでも合わせやすい”、こんな一見、相入れないものが合わさっている微妙なところを目指してものづくりに取り組むことで、人が無意識に求めてしまう“ちょうどいいところ”を提供できるのではないか、嫌いな人やもののことも、「それもいいよね」って思えるようになるんじゃないかって思っています。
“ものづくり”の中に何を求めているんだ?と聞かれたら明確に答えられないけれど(笑)
そんな、どちらとも言えない“ちょうど良い”を模索しています。
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