展示会見学
【東京2日目】
H.P.FRANCEが2000年から企画・開催している展示会rooms。
43回目となる今回は、前回のオンライン開催からコロナを乗り越えリアルでの開催となりました。
会期初日と2日目の17:00までは業界関係者しか入れませんが2日目17:00から3日目は一般のお客様にも開放しています。
商談と即売が可能な展示会は、私たちハンドメイドクリエイターにとってはとても有難い。
私は最終日の一般開放デーにお邪魔しました。
着いた瞬間、眼下に見覚えのある後ろ姿が!
以前、神戸阪急の“デニムと○○”でお世話になったバイヤーさんでした。
急いで入場手続きをした後、会場を回っていたら、やっぱりいらっしゃった!
恐る恐る声をかけてみたら私のことも思い出してくださり、その場でいろいろとお話しさせていただきました。
こんな奇遇ってあるんですね。またお会いしたいと思っていた方と、こんな場所で偶然にも再会できるなんて!
もちろん軽く商談もさせていただけました。
会場の雰囲気、出店者さんたちのブース作り等いろいろと参考になります。
この展示会に以前から出店している人に聞くと、昔に比べるとかなり規模は小さくなっているとのこと。代々木体育館時代からだと1/3くらいに縮小しているそう。
その言葉通り、丸一日かけて会場を視察する予定が2時間ほどで見て回ることができました。
規模が小さくなった分、バイヤーさんとの距離も近くなるんじゃないかという期待もある反面、来場する人が減っているということも考えられるので、高い出店料や旅費と天秤にかけながら申し込みを検討したいと思いました。
やはり実際に現場を見て体感しなければ分からないことがたくさんあります。
ちなみに今回の目的はrooms見学だけではありません。
1年前、一緒にビジネスを学んだペネムアンさんが今回、出店するとのことで会いに行くことに。
お会いできました!向かって左が私。右がペネムアンさんです。
いつもZOOMでお話ししていたので直接お目にかかるのは初めてだったのに、初めてのような感じがしなくて一気に意気投合しました。同じ関西出身ということも、なんだか親しみが湧くんです。
以前、購入させてもらったタイガーカメオのリングに合わせて、同じタイガーカメオでペンダントをオーダーさせてもらいました。
助っ人に入っていたnacoちゃんに写真を撮ってもらったのだけど、右下のミラーにnacoちゃんも映り込んでる(笑)
nacoちゃんは最初に私がビジネスの基礎の基礎を教えてもらった先生であり、作家仲間の友人です。
nacoちゃんのところで一緒に習ったのがペネムアンさんというわけ。
あまりブースでお邪魔虫するのもいけないので他にも目当ての作家さんのところへ。
私が先日お世話になったANATOMY OF HEARINGで開催していた公然秘密基地というイベントで出店されていたon travelingさん。
ANATOMYのイベントで知って、今回の展示会に出展されると知り連れて帰りたいと思っていました。
散々悩んで選んだのはさまざまなビーズが連なったネックレス。
どれもカラフルでステキだから迷いました。
お人柄もステキで、私の作品もANATOMYで見て覚えてくださっていて、日暮里の布問屋さんなんかも教えてくださいました。
本当に感謝感謝です。
rooms43は業界関係者だけでなく一般の人も楽しめるように少しですがフードやライブもあり、椅子も各所に用意されていました。
これは一般のお客様からすると、とても有り難いと思いますし、出店者側からしても業界内外にアピールできて一石二鳥なので素晴らしく効率の良いイベントだと思います。
壁面パネルを使った大型ブースのショップやブランドさんの展示の仕方もとても参考になりました。
全体的にやはりエシカルやサスティナブルといったテーマで商品展開されているショップさんやブランドさんが多かった印象です。
どこもこだわりを打ち出していて、ただただ感心するばかりでした。
中でも感動したのはSachi Takagiというチョコレート屋さん。
動物性のものを一切使わず、すべて植物から抽出したものだけで作られたフレーバーチョコレート。
試食させてもらいましたが、とにかくおいしかったです。
見た目にも美しく、お持たせにするのにとても良いお品だと感じました。
こちらはまだ立ち上げたばかりで販売は12月からスタートするとのこと。
よくよく聞くと京都のお店さんでした。東京で出会う関西のお店(笑)。関西パワー、恐るべし!
私もがんばらないと!
他にもとてもコンパクトになる軽くて丈夫な元は軍物素材を利用したエコバッグのブランドや、こんにゃくでできた自然に帰るスポンジのお店、ヒマラヤに住む人たちの雇用も担っているピーナッツバター屋さん、傷が付いた廃棄レコードをBAGなどの小物にリメイクしているハンドメイド作家さん、絵画アートをアクセサリーに落とし込んだブランドさんなど見所たくさんでした。
やはり見る側が探したいテーマに沿った店構えをしているブースは、求めている人の目に留まるように作り込んでいます。
何を求めている人にどう発信するのか、そこを明確にしてブース設計をすることは重要なんだと思います。
こちらの展示会は毎年、初春と秋、年2回開催されています。
来年春の申し込みを狙っていましたが、年明け少しずつイベントが入ってきているので準備期間も考えるとその先の秋かなぁ〜。
0コメント